Hugkumone(ハグクモーネ) Hugkumoneは、『親と子。はぐくみあえるハンドメイド家具』をコンセプトに、木の温かみを感じられる収納性のあるランドセルラック、子どもの興味を引き出す絵本ラックなど、子どもを育てていくように心を込めて丁寧にお作りしています。3児の母親目線でも使いやすさ、仕上げ、安全性にはこだわりを持ち、ほっとできる空間。親子の時間。成長できる環境が生まれる寄り添える家具を提供致します。

上下の動きが渋い、スライド丸ノコの修理

どうもブログ担当のヒロシです。

今回は、

スライド丸ノコの修理編です。

 

木工をやるうえで欠かせないスライド丸ノコですが、あまりにニッチなためかネット上では修理の情報が少なく、かなり試行錯誤しながら修理いたしました。

ちなみに僕の本職はデスクワークであり、修理は素人ですので、やり方があっているのかはわかりません。

ただ、この情報が誰かの役に立てば幸いです。

 

スライド丸ノコの修理
スライド丸ノコ

 

ちなみにスライド丸ノコの型番は FC7FSBというものです。

 

今回の不具合ポイントは、上下の動きが非常に渋い。というもの。

どのくらい渋いかというと、刃を下ろしても自動では返ってこないくらいに。。。

 

なので分解していきたいと思います。

 

まず、注意点です。

 

電動工具を分解するときは、必ずコンセントを抜いてから行ってください。

感電防止と、触っているときに作動すると大けがをしますので。

丸ノコは簡単に指が飛びます(-_-;)

 

まずはこの二本のボルトを抜きます。

写真奥側のボルトがストッパーとなっており、次に抜くイモネジにアプローチする邪魔をしています。

 

 

続いてこのイモネジを緩めます。

 

 

するとこのボルトが抜けるようになるので貫通ドライバーなどを当てて、ハンマーでたたき、軸を抜きます。

 

 

 

抜いた軸を見たとこと深くこすれたキズが入っていました。

動きが悪いのに、無理やり使っているとこうなります。

不具合を感じたら早めの点検、修理がおすすめです。

グリースを塗ったので見えませんが、ばねのほうにもこすれたような跡があり、バネが軸に干渉し動きを悪くしていたのだと推測します。

おそらく、長年の使用でバネがへたり、干渉するようになったと思うのでペンチでバネを伸ばす方向に修正しておきました。

軸の表面は細かい紙やすりで磨き、グリースアップしておきます。

 

 

 

バネを組むときはこの保護カバーの金具のボルトを外してから組むとやりやすいです。

バネの方向に注意です。

この機種は手前にバネの長いほうが来るように取り付けました。

バネを戻したら軸を挿入。

 

あとは外したボルトを全部組みなおせば完成です。

 

修理前はぎくしゃくしていた上下のスライドが、修理後は刃を下ろして手を離すと、丸ノコ全体が跳ねるくらい勢いよく戻るようになりました。

 

初回は試行錯誤しながらの修理だったため6時間くらいかかりましたが、ブログ用の写真を撮るために再度分解組み立てをしたところ、20分ほどでできました。

やり方さえわかればそれほど難しい作業ではないです。

 

機械は潤滑油が切れると驚くほどに動きが渋くなります。

ひどいときにはそれが原因で破損します。

 

そして挨拶は人間関係の潤滑油だと思います。

 

近年ご近所さんにも挨拶をしない家庭も増えているそうですが、嘘か本当か挨拶の多い地域は犯罪も起きにくいそうなので、もっと知らない人同士でも気軽に挨拶のできる世の中であればいいなと思います。

 

 

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